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2008年12月

ファーストクラスで、優雅に北海道。

現在寄生虫。いや帰省中につき北海道から記事をアップロード。訳あって家族は横浜に置き去り、単身での渡道である。かつて青函連絡船が就航していた頃は「はくつる」や「ゆうづる」と「おおぞら」「北斗」を乗り継いで20時間もかけての大移動だったが、いまや時間的に航空機しか使う気になれないのがちょっと寂しい。そういえば青函トンネルができてから今日に至るまで、北斗星にもカシオペアにも乗っていないなぁ・・・

管理人は北海道への移動には専ら日本航空を使っている。理由は羽田空港の第2ターミナルがどうも好きになれないのと、クラスJのシートが気に入っているからだ(AIRDOのA君、ごめん)。
今回も往路の便はクラスJを確保したのだが(復路はエコノミーしかとれなかった)、機材変更とかで、何とファーストクラスへ座席が変更になっていた。

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千歳で降機直前にあわてて撮影した画像(クリックで拡大)。かなりブレていたり、服が写りこんでいたりと申し訳ない。ちゃんとしたシートの画像はこちら

もちろんアップグレードではなく、「ファーストクラスシートのクラスJ扱い」なので、機内食は出なかった(笑)。鉄道趣味的に言うなれば「イテがロテに降格」もしくは「並ロの三等車扱い」ということになろうか。それにしてもあまり安売りせず、またファーストクラスの席自体が取りにくい昨今としては、なかなかラッキーなめぐり合わせではあった。

シートの座り心地はもちろん快適だが、クラスJと比べて格段に良いかというと、そうでもない。しかし、隣とのパーティションがしっかりしていて紙コップと小物がしっかりおけるスペースがあること、一番背を起こした状態でもある程度の傾斜があること(離着陸時の姿勢が少し楽)、足置きがふくらはぎだけでなく足の裏を支えるフットレストそのものがあること、などがアドバンテージだ。逆にジャケット掛けフックが前席の背もたれ後部になく、コートなどは手荷物収納に納めなければならない。もっとも、手荷物収納はエコノミーであれば4~6人で共有するスペースをほぼ一人で占有するので事実上問題はないかもしれないが、コートのポケットにMP3プレーヤー本体を突っ込んだままヘッドホンを耳に入れるなどという芸当は不可能だ。

総合的に考えてフライトが3時間4時間ともなればその優位性は拡大するかもしれないが、羽田千歳便のような1時間半という短いフライトでは、なかなかエコノミー対比で八千円プラス(羽田千歳便)という価値が実感できなかった(しつこいようだが、機内食も食べていない)。というわけで管理人としては、当分自分で予約を取ることはなさそうである。

※今年1年もご愛読ありがとうございました。更新が滞りがちですが、当面やめる気はありませんので、生暖かい目で(笑)見ていてくだされば幸いです。来年もどうぞよろしく。

それではよいお年を。

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名作になりきれなかったか、「Aster」

大切な人との幸せが絶頂にある時ほど、その大切な人を失った衝撃や悲しみは大きい、というある意味ベタな展開である「Aster」(Rusk、2007)をコンプリート。
このゲームはプロローグ、4組のカップルの個別シナリオが2部構成、エピローグという4段階に分かれた流れになっている。また、選択肢の一切ない、ゲームではなくビジュアルノベルという位置づけのものである。

結論から言おう。はっきり言って「沙希シナリオ」以外の個別ルートはいらないんじゃないか。残念ながら沙希ルート以外のルートを終了しないと沙希ルートが現れないのでやるしかないのだが、百歩譲っても雛ルート以外の存在の必然性が感じられないのだ。

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「何が・・・何がわかるのよ!」(沙希) 本作品中最大の名場面

この話は非常に甘々でかつ長いプロローグの最後に、交通事故によって沙耶が死んだところから始まる。死んだ沙耶とその恋人であった主人公の悲哀だけではなく、そこに巻き込まれた重傷者、やはり死んでしまった加害者の家族、事故のきっかけを作ることになってしまった者、という人間模様に着目してシナリオを構成しようとした点は優れていると思うし、Ruskのお得意である「カップリング固定=複数の主人公」という考え方にも合致していると思う。ただ、残念ながらそのことによって、本筋であるべきルート、すなわち沙希ルートの掘り下げが甘くなったのではないかと感じてしまうのだ。

むしろ、主人公が沙希との生活を選んでからの話、例えば何かの拍子にフラッシュバックする沙耶の記憶で悩む沙希とか、二人の間に双子の女の子が生まれてくるとか、12月の流星雨が見られない本当の理由は何かとか、話の盛り上げ方はまだあったように思うだけに、ちょっと残念。

ただ現実的に考えると、この話である意味一番悲惨なのは雛とそれを取り巻く人々である。死は必ずしも一番悲しむべきものではない。むしろ生きながらえても、失明によって、死ぬまでリアルタイムで事故の存在と向き合っていなければならない雛の方が苦しいかもしれないのだ。そういう意味で雛ルートだけは残しておいても良いと思う。

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雛。管理人が拒否反応を起こさなかった数少ないツインテールヒロイン(笑)

浅葉ゆうの絵はキレイだし、OPムービーも満足できるものだ。BGMはやや弱いような気もするがまあ普通レベル。全体としてはそこそこ、いやかなり良い出来なのだが、なんとなく「名作になり損ねた」感じが惜しい。

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あぁ沙耶、どうして死んでしまったんでしょう。ある意味一番死んでほしくなかったキャラかも

ちなみにこの話は背景の設定が同梱されている以前の作品「君に恋して結ばれて」「カラフルBOX」を引き継いでおり、複雑きわまりない人間関係もそこから波及しているのだが、これからAsterをプレイしてみようという方は、事前にプレイしておく必要はあまりない。(管理人はカラフルBOXを既にギブアップしている) ただマニュアルの設定資料は良く読んだ方が良いだろう。

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ubuntu8.10にOpenOffice.org3.0を入れてみた

ubuntu8.10に同梱されているオフィススイートはOpenOffice.org2.4.1である。会社のPCにWindows版のOpenOffice.org3.0を入れてみて、pdfファイルへの変換が思った以上に快適だったため、自宅のubuntuマシンにも入れてみた。

pdfファイルへの変換だけであれば2.4.1でもそのアドオンをインストールすれば問題ないのだが、いくつかのレビューでも高く評価されており、またせっかくいじるのであれば3.0を入れてみようと思い立った。

ubuntuの公式リポジトリにはまだ3.0は収録されていないので、OpenOffice.orgのサイトからインストールパッケージをダウンロードする。いくつかのパッケージがあるが、ubuntuの場合はLinuxのdebファイルをダウンロードする。Javaのランタイムはubuntuには既に入っているのでJREなしで何ら問題ない。インストールファイルをダブルクリックすればインストールできるWindows版と違い、Linux版のインストールはちょっとだけ面倒だ。しかし非公式リポジトリをソフトウェアソースに登録してSynapticでインストールする方法もあるようだが、面倒と感じる部分が人によって異なると思うので、好きな方を選ぶべきだろう。

ダウンロードする際は「書庫マネージャから開く」ではなく、「ディスクに保存する」を選び、適当なディレクトリに保存する。ダウンロードしたファイルを右クリックし、「この場所に展開」を選んで実行すると、同じディレクトリに「OOO300_m9_native_packed-1_ja.9358」というディレクトリが作成されて、その中の「DEBS」ディレクトリの中に多数のdebパッケージが収録されているので、これをインストールする。

いちいちdebパッケージを一つずつインストールするのは面倒だが、「あるディレクトリより下の階層にあるdebパッケージをすべてインストールする」というコマンドは存在する。具体的にはメニューから端末を起動し、OOO300_m9_native_packed-1_ja.9358/DEBSディレクトリに移動(dosのコマンドと同じく、「cd /・・・/OOO300_m9_native_packed-1_ja.9358/DEBS」と打ち込んでカレントディレクトリを移動。「・・・」の部分は各自ダウンロードしたディレクトリの絶対パスに合わせてください)し、次のように打ち込む。

sudo dpkg -i *

要するにカレントディレクトリ以下に存在するずべてのdebパッケージをインストールせよ、というコマンドだ。sudoなので、スーパーユーザーのパスワードが必要なのは言うまでもない。
OpenOffice.orgの2.4.1をアンインストールしないままに実行すると、メニューツールのインストールが次のエラーメッセージとともに拒否される。
----------------------------------------------------
dpkg: openoffice.org3.0-debian-menus_3.0-9354_all.deb が
openoffice.org-debian-menus を含んでいることを考慮すると:
openoffice.org-core は openoffice.org-unbundled と競合 (conflicts) します  openoffice.org-unbundled を提供する openoffice.org-debian-menus がインストールされようとしています。
dpkg: openoffice.org3.0-debian-menus_3.0-9354_all.deb の処理中にエラーが発生しました(--install):
パッケージの競合 - openoffice.org-debian-menus のインストールは行いません以下のパッケージの処理中にエラーが発生しました:
openoffice.org3.0-debian-menus_3.0-9354_all.deb
-----------------------------------------------------
2.4.1のopenoffice.org-coreをSynapticで削除すればインストールできるのかどうかは、このメニューが個人的に必要ないため大変申し訳ないが検証していない。

さてインストールしてswriterを起動したところ。

Screen1

このままだとメニューのアプリケーションに登録されないので不便だ。そこでシステム→設定→メインメニューから必要な実行ファイルを登録する。管理人の場合、「swriter」と「scalc」だけで問題ないので、その2つだけを「オフィス」カテゴリに登録した。

Screenshot2

これでメニューバーからすぐにOpenOffice.org3.0が起動する。

MicrosoftOffice2003 Word文書やExcelのブックを読み込むとやはりまだ若干レイアウトが狂うが、それほど精緻なものが要求されない用途では実用的なレベルに収まっていると思う。少なくとも出張先で送られてきたファイルを読んだり、テキストの簡単な直し程度であればまったく問題ない。

仕事上の必要がないのでまだ購入していないが、ULPC(ウルトラローコストPC。人によってはUMPC:ウルトラモバイルPCと呼んだり、ネットブックと言ったりする)に入れるものとしては最も導入しやすいオフィススイートではないだろうか。これでOSがubuntuとかのLinuxなら、まったくソフトウエアにコストをかけずに使えることになる。良い時代になったものだ・・いや、ソフトハウス受難の時代?

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久々に感動の広告写真

いささか旧聞で恐縮だが、11月中旬に各鉄道路線の中吊りで出ていたサントリーのウーロン茶の広告。

Suntryoolong

仕事の関係もあり中吊り広告は基本的に一通り観察しているのだが、久しぶりに背筋がぞくぞくする写真だった。
意図的なアンダー露出、注目してほしい必要な部分だけに合わせられたピントと計算され尽くした被写界深度、やや後から撮られた半分しか見えない横顔の構図、湯気の出具合など、「こういう写真が撮りたい!」と思わせてくれるまさに(当然のことではあるが)「プロの仕事」と感じた。

サントリーのサイトに行くとテレビCMは見られるが、動画中にはこの構図がない。またこういうプリント媒体の写真は見あたらず、極めて残念だ。

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